優れた美容効果『ビタミンC誘導体』について

「ビタミンC誘導体」について

近年よく耳にする人気の高い美容成分「ビタミンC誘導体」

お肌や健康に良さそうなイメージがあり、「ビタミンC誘導体」をメインとしたコスメが多く販売されていますが、皆さんは「ビタミンC誘導体」が一体どんなものでどんな効果があるのか理解し使用している方は少ないのではないのでしょうか?

今回は、「ビタミンC誘導体」がどのようなものでどんな効果があるのかを知っていただき、その上で
美肌に向けのてスキンケアをしていただければと思います!!


「ビタミンC」と「ビタミンC誘導体」の違いはご存じですか?


・「ビタミンC」

「ビタミンC」と聞くと、真っ先にすっぱいレモン!のイメージが出てくると思います。

美容では、美白効果やシミ・たるみの予防など、肌にとって嬉しい効果があります!


ビタミンCが持つ抗酸化力は、シミやたるみなどの原因になる活性酸素を減らし、酸化してしまったビタミンE(若返りのビタミン)を再生する働きがあります。


だったらレモンをたくさん食べようなどと思いませんか?

待ってください!若返りを期待してビタミンCを食事だけで補おうとすることは難しいです。


人間の1日に必要なビタミンCの摂取量の目安は100㎎とされています。レモンやアセロラなどのビタミンは、一時的に補えはしますが、体内に長く残らないうえ、ジュースやサプリメントなどから摂取した場合、さらに早く排出されると言われています。


ビタミンCは工夫して摂取しなければならない美容成分なのです。

そこで、多くの開発者がビタミンCをコスメにして肌から直接アプローチすることはできないか?と考え研究を重ねていました。

ですがビタミンCは元々刺激が強く、直接付けると肌トラブルを起こしてしまう上に、肌に浸透しにくい特性があり、さらに空気に触れると酸化してしまい、水に溶かすと効果が無くなってしまうという、とっても扱いの難しい成分でした。


「ビタミンC誘導体」はそうビタミンCの弱点を改良し、安定性を高め肌に浸透しやすくした画期的な成分です。

さらに!医薬部外品では、美白剤の主剤として認められています。



「ビタミンC誘導体」には、お肌にどのような嬉しい効果があるかここで知ってください!!



◎肌の奥までの浸透力

ビタミンCに比べて浸透力が良いため、肌の奥にある角質層にまで届き内側から肌をケアをし、肌に潤いを与えキメを整えてハリや弾力を高める美肌作りのサポートもしてくれます。


◎安定性や持続性が優れている

肌の奥に浸透してからビタミンCとなるため、安定的な効果が持続する。


◎高い抗酸化力

加齢とともに低下する抗酸化作用。肌の酸化は、シミ、シワ、たるみなど老化を加速させます。抗酸化力はエイジングケアには欠かせない一つになります。

高い抗酸化力があることにより、肌の免疫力を上げ肌トラブルやアンチエイジング効果が期待できます。


◎ニキビ、毛穴の目立ちを健やかな状態に整える

皮脂の分泌を抑制する効果が期待できます。過剰な皮脂分泌を抑えることで、肌の水分と油分のバランスを適切に保ち、肌のべたつきや、ニキビ、毛穴に効果的です。


◎日焼けによるシミやそばかすを防ぐ

日焼けによるシミやそばかすのもとである「メラニン」が生成されるのを抑制する働きをし、シミやそばかすを防ぎます


「ビタミンC誘導体」は「水溶性」「脂溶性」「両親媒性(新型)」の3つに分けられます

それぞれの特性や種類を知っていただき、スキンケア商品を選ぶ際に役立てればと思います!

しっかり原料の確認をし、美肌へのステップアップにしてください。


「水溶性」

水溶性ビタミンC誘導体は即効性があります。

水に溶けやすい性質のため、化粧水や美容液に使われることが多いです。

即効性が高く、短期間で肌に吸収されます。


・リン酸アスコルビルMg

ビタミンCと、ミネラルの一種であるマグネシウムを組み合わせた誘導体。肌に浸透しやすい性質をもちます。


・L-アスコルビン酸2-グルコシド

ビタミンCとブドウ糖を組み合わせた誘導体。酸化に強く、皮膚内で徐々に分解されるので持続性が高いのが特徴。



「脂溶性」

脂溶性ビタミンC誘導体は油分と結合することで分解されにくくなり、じっくり時間をかけて浸透します。

油に溶けやすい性質をもっており、クリームや乳液に配合されることが多いです。


・テトラ2-ヘキシルデカン酸アスコルビン(VC-IP)

ビタミンCとイソパルミチン酸を組み合わせた誘導体。肌になじみやすく、しっとりした使用感が特徴です。


・ステアリン酸アスコルビル

ビタミンCとステアリン酸を組み合わせた誘導体。抗酸化剤として食品にも配合されています。



「両親媒性(新型)」

水溶性と油溶性の特性をもっています。

即効性と浸透性の両方を持ち合わせていますが、高価になりがちです。

また、安定性は低いためデメリットもあります。


・パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na

ビタミンCとパルミチン酸を組み合わせた誘導体。水にも油にもなじみやすく、通常のビタミンC※の約100倍もの浸透力を持つ注目の成分です。


・イソステアリルアスコルビルリン酸2Na

・ミリスチル3-グリセリルアスコルビン酸



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【使用方法】適量を手に取り、お肌に優しくなじませてください。
【ご使用上の注意】
お肌に異常が生じていないかよく注意して使用してください。化粧品がお肌に合わないとき即ち次のような場合には、使用を中止してください。そのまま化粧品類の使用を続けますと、症状を悪化させることがありますので、皮膚科専門医等にご相談されることをおすすめします。
⑴使用中、赤味、はれ、かゆみ、刺激、色抜け(白斑等)や黒ずみ等の異常があらわれた場合

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